いぶりがっことは、
ご存じの方も多いと思いますが、
秋田に昔から伝わる大根の漬け物のことで、
大根を、いろりの煙で燻し、米ぬかと塩で漬け込んだものなんです。
「がっこ」は秋田の言葉で、漬け物のことだそうです。
いろりを使って燻すお宅はめっきり減ってしまったそうですが、
この、代々伝わる昔ながらの製法で今でも作っている、
相馬栄さんは地元では「名人」との呼び声も高いのです。
相馬さんのいぶりがっこは、
豊かな香ばしい燻製の風味がなんともいえません。
相馬栄さんは「約1週間の燻煙期間のうち、最初の3日くらいを強火で、
その後はとろ火で燻すんだよ」といっています。
相馬さんのいぶりがっこがおいしい秘密のひとつめ。
最初の火が弱ければ大根に「す」が入ってしまうし、
強火のままでは、大根が焦げてしまい、せっかくの風味が台無し。
そのバランスの見極めが、名人の熟練の技なんですね。
大根は燻煙が終わってから
米ぬかと塩に少しだけ砂糖を加えた漬け床に漬け込みます。
そして、秋田ならではの寒冷な気候の中で、
ゆっくりじっくり熟成させていくのです。
この熟成が、おいしい秘密の2つめ!
そうしてできあがったいぶりがっこは、
口に入れると、ぱりぱりっと心地よい歯応えのあと、
噛むほどに燻し香が口中に広がり、まろやかな甘みがたまりません!
まさに、おふくろの手作りの味わいです。
パリパリ、パリパリ、クセになる味わいに、
食べ出したら止められなくて、
気が付くと、ほとんどなくなっていたときも・・・。
ごはんと一緒に、
また、程よい塩気とまろやかさは、お茶請けにもおすすめです。
すべて手作業なため、数に限りがありますので、
ご注文はどうぞお早めに!
▼漬け物名人が代々伝わる製法で作る、秋田のおふくろの味
「相馬さんのいぶりがっこ(約1kg)」2,500円
http://www.jiyujin.co.jp/shop/detail.html?mid=D-027-A
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